診療方針

そらクリニックの方針

訪問診療・往診対応について

訪問診療について

定期的な訪問診療で基礎疾患の適切なコントロールを行い、ケアマネージャーなどとも密に連携して生活状況にも気を配り、介護サービスの細かな見直しなど医療だけではなく生活も含めた患者さんの人生全体のマネージメントを行います。

また適切な栄養と運動、さらに可能な限り社会参加を推奨して肉体的にも精神的にも有意義な健康寿命の延長を目指します。

緊急の往診対応について

当クリニックかかりつけの患者さんに対して24時間365日で臨時、緊急の往診対応をします。土日祝関係なく9時~18時までは緊急対応はもちろん、「食べる量が減った」など些細なことでもご相談いただき、必要に応じて往診を行います。

18時~翌9時までの夜間はお渡しするプロトコル(症状など出現時の簡単な対応マニュアル)に則って経過観察または電話相談をしてもらいます。電話相談の上で必要と判断すれば深夜でも緊急で往診または救急要請を指示し、救急要請をした場合は当クリニック医師から後方支援病院に診療依頼を行い、患者情報を送ってスムーズな救急受診を提供します。

診療方針(延命について)

当クリニックでは、望まない延命は絶対になくすべきと考えています。
末期癌や老衰など不可逆的な状態となった場合は速やかに何度も関係者全員で相談を行い、心臓マッサージ、挿管と人工呼吸器、昇圧剤、手術、透析といった延命となりうる医療介入をどこまで行うかの方針を決定し、無益で苦しい延命は行いません。
ただし本人の意思決定を尊重し、強い希望があれば延命となりうることでも全力で対応します。

その他のクリニックや病院の受診、救急要請について

まずは当クリニックの医師が必要性を判断します。セカンドオピニオンは患者さんの権利ですので、希望があれば遠慮なくお伝えください。ただし、ドクターショッピング(いくつかの医療機関を転々と受診すること)による弊害をなくすために、必ず当クリニックの医師が必要性を判断し、受診時は診療情報提供書を作成します。

ドクターショッピングによる弊害とは、他院からの新規の処方やさらには処方の重複で副作用が生じると命に関わりうること、検査の重複などで身体に負担が生じたり、お金が無駄になることなどが挙がります。